「怒ってばかり」を回避する思考方法

これは私自身の忘備録でもあります。

「ママはいつも怒ってばかり」と、自分自身が自覚して自責の念にかられたり、もしくは子供や家族に言われたりすることはありませんか?

そんなママ特有の悩みはなかなか周りには理解してもらえず、かと言って自分でも怒ってばかりはやめたいのにやめられない状況が続いていて困っていると思います。

私自身も同様ですが、少しでも「怒ってばかり」をなくすことができるような思考を冷静に考えてみましたので、シェアしたいと思います。

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怒ったり叱ったりすることは根本的な解決にならない

うちの子どもは4歳になってから、たくさんのことが自分でできるようになってきました。

ハミガキ、トイレ、お風呂、遊びも一人でも楽しいことを見つけて時間を過ごせるようになったり。

ですが一方で、これからさらに成長して大人になっていく上で大切なことをきちんと教えてあげないといけない時期になってきたとも感じています。

何かをできるようになって欲しいからこそ、その反対に何かを間違えてしまった時にどのように子どもにそれを分かってもらうべきか。

忙しいママの生活の中では、ついイライラしてしまって語調が厳しくなってしまったり、ちっとも進まないスケジュールに余裕がなくてガミガミ言ってしまったり。

私自身、ハッとそれに気づく時があります。

「あ、私めっちゃイライラしてるわ」とか、「今のはイライラの感情に乗せて怒っちゃったな」とか。

子どもにしたら、まるで八つ当たりのような理不尽な怒られ方かもしれない。

そんなことが続いてしまった時に、ふと気がつきました。

感情的に怒る態度で問題点を指摘しても、多分子どもにとっては「怒られた」という恐怖感ともいうべき感情が先立って記憶に残るだけで、肝心の問題を回避する(次に同じことを繰り返さない)方法はまるで伝わっていないのだ、と。

例えば、
「ふざけて遊びながらご飯を食べていた」→「コップに手がぶつかった」→「お茶がこぼれた」→「怒られた」
という出来事があったとします。
すると、きっと子どもの中では、『お茶がこぼれた』から『怒られた』の方程式になってしまって、次からは、
『怒られるのが嫌だから』→「お茶をこぼさないようにする」
という思考になってしまって、根本的な解決になってはいないのだと思います。

本来出来上がってほしい思考は、それより前の段階の行動を修正すること。
「食事中にふざけて遊んだ」だから「お茶がこぼれた」。
だから「食事中はふざけて遊ばない」ようにする。

こう言った根本的な解決策というか回避策をきちんと理解してもらうことが、この先の人生においても大切な頭の使い方になるのではないでしょうか?

冷静に知っておきたい「怒る」ということ

以前読んだ「アドラー」の本で印象深い「怒り」についてのフレーズがあります。

『怒りとは出し入れ可能な「道具」』
『怒りとはコミュニケーションの一形態である』
『怒りっぽい人は怒り以外の有用なコミュニケーションツールがあることを知らない』

私なりの解釈ですが、つまりは「怒り」は自分で制御できるものであって、人は「怒り」たい時にそれを「使う」のだということ。

子どもに怒ったり叱ったりすることは、本当はその事象そのものが怒りのポイントなのではなくて、その時「自分自身がイライラしていた」「ネガティブな気持ちだった」という状態だったために、「怒り」をそのイライラに乗っけて放出すること、なのです。

このことをよく考えて、次に自分が怒りそうな時に思い出してみてください。

客観的に考えると、「怒る」というツールを使おうとしているだけで、本当は別に怒らなくても対処できるようなことじゃないですか?

このことを体感できたら、次のステップに進みましょう!

怒ったり叱ったりする代わりに、問題の原因を一緒に掘り下げてみる

私は比較的気が短い方だと自覚しています。
そのため、瞬間湯沸かし器のごとく、怒りの沸点が上がってしまうタイミングがあって、後悔することがたくさんあります。

例えば、こんなことがありました。

子どもが自分でご飯とカレーをよそいたがりました。
初めてのことではなかったので、やらせることに。
キッチンの作業台はまだ背が届く高さではないので、いつもスツールに登ってキッチンのお手伝いをしていて、この時もスツールに登っていました。
炊飯器からご飯をよそって、火を消して時間が経ち冷め気味のカレー鍋からカレーをよそいました。
問題はこのあと。
よそい終わったカレーのお茶碗を両手で持ったまま、スツールから降りようとして、バランスを崩し、カレー茶碗が宙を舞いました。
幸い、茶碗は割れることはなかったのですが、ご飯とカレールーが床にべチャリ・・・

瞬間、つい「コラー!お茶碗持ったまま降りるからこういうことになるんでしょう!」というセリフが喉元まで出かかりました。

でも、ここでストップ。
一呼吸。

代わりに出した言葉は、「どうしてこうなったんだろうね?」

最初はどう答えていいのかわからなかった子どもは「こぼしちゃった。。。」と言っていましたが、

「お茶碗、持ったまま降りたの?」と質問を少しだけ変えてみると、「うん」と。

「じゃあ、どうしたらよかったんだろうね?どうしたらカレーこぼれなかったかな?」と、回避策が思いつくかどうかを尋ねてみました。

すると、「置く」とポツリ。

この瞬間、(あぁ、ちゃんとわかってるんだな)、と私も安心。
どこまで自覚があるのか、考えられるのかを少し試した気持ちもあった質問だったのです。

「そうだね、次からは、一度置いて、降りてから運ぼうね」と声をかけると、素直に「うん、ごめんなさーい」と。

この後、もう一度子どもにご飯とカレーをよそってもらって、今度はきちんとした手順、「一度お茶碗を作業台に置く→スツールから降りる→お茶碗を運ぶ」を実践してもらい、「そうそう、今度は大丈夫だったね。上手にできた!」と褒めてあげると、本人も嬉しそうでした。

子どもの中で「原因」と「結果」が正しく紐付くことを意識する

カレーぶちまけ例のように、子どもが何かを失敗することは避けることができません。
それにママが付き合ってあげなくてはならないのも事実。

でもそこから何を学びとってもらうかを考えてあげる必要があります。

失敗こそが、成長のチャンス。子どもが何かを吸収するチャンスでもあると思います。

自分のどんな行動が、どんな結果を生んだのか。

失敗だったのなら、どうしたらそれが回避することができたのか、その方法を導き出させてあげてください。
ママがすぐに「こうすればいいんだよ」って教えないようにします。

時間が少しかかったとしても、ヒントを出しながらでも、子ども自身が答えを導くまで、付き合ってあげましょう。

でももし、子どもが質問に対しての集中力がなくなってしまうほどに時間がかかりすぎるならば、正解を教えてあげましょう。
意識が他に飛んでしまっては、教える意味や効果が薄くなってしまいますから。

そして、すぐにその回避策を実践させてあげてください。
正解例を体験してもらうのです。

ここで「上手にできた!!」という喜びが子どもに残ってくれれば、次回以降、同じような失敗を避けることができる確率がグッとあがります。

ただし、もちろん、すべてのことが1回でできるようになるとは限りませんので、そこは温かい目で見守り、できるようになるまで付き合ってあげましょう。

「怒る」「叱る」はママにも子どもにもマイナス。失敗からプラスを生むコミュニケーションを

ママがイライラしっぱなしだったり、怒ってばかりだと、子どもも妙な波長になってしまうのか、なかなかいい子でいてくれません。
もしその方がいい子でいてくれるなら、それはちょっと危険信号。
子供なりに、ママを気遣ってくれているか、萎縮してしまっているのかもしれません。

どちらもママにとっては嬉しくありませんよね。大人が子どもに気を遣わせるとか、怯えさせてしまうとか。
決して、本意ではないはず。

子どもが毎日元気に笑っていてくれることこそが、ママの願いのはずです。

しかし、子供は失敗を繰り返して成長していくもの。

要は、その失敗を成長のチャンスと捉えるのか、ただの失敗と捉えるのかで、きっとその後の親子関係や子どもの自立にも影響を与えることになるのだと思います。

親がしてあげられることは、子どもが自立して生きていく力を与えてあげること。それをサポートしてあげること。

子どもが「自分の力で生きる」ために、一番必要なものは、「考える力」だと思います。
しっかりと頭を使って、考える力があれば、何かの壁にぶち当たったり判断に迷うようなことがあっても、その状況からどうすれば脱出できるか、回避できるか、よじ登れるか、何かしらの道筋を自分で見つけることができる。

その力を身につけてもらうためには、失敗や間違いを「怒ったり」「叱ったり」するよりも、論理的な思考プロセスの基礎を教えてあげることの方が、ずっと効率的です。

そしてこれは実はママのためにもなります。
「イライラ」や「怒り」「自責」は身体を老化させますので、冷静に話し合うことでそれを少しでも避けられます。
また、意外と子どもに話したり、教えているつもりでも、自分自身にとってもロジカルに考えるトレーニングにもなります。

ついつい子育てに忙殺され過ぎて、自分の「考える力」が劣化している可能性もあります。(私はこのことに自覚があり、とても危機感を覚えています)

子どもにとっても、ママにとっても、親子のコミュニケーションがいろいろなことに対してプラスに働くように、日頃から自分の感情によく注目してコントロールできるような心がけをしてみましょう!

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